Being

インタビュー

インタビューvol. 10 副島賢和さん「安心・安全を子どもたちに」

ここは子どもを「子どもに戻す」ことをやっている場所です。入院や病気は子どもたちからいろいろなものを奪います。それはたとえ1日の入院であったとしても、安全感や自主性、仲間や保護者との関係も、自由や時間も奪います。何よりもあの子たちの中の自尊感情が下がっていきます。それが病気や入院治療が子どもたちにもたらす痛みや苦しみだと思うんですね。

エッセイ

僕はレールがあるという世界から降りてみようと思った

こう生きるべきという呪縛から離れることは怖いかもしれない。  
          
ただ、それぞれの人たちが異なる思いを持って行う人生の巡礼は、怖かろうが怖くなかろうが、すべての人に開かれていて、ただ自分から湧き上がってくるものを大切にすることでなし得るものなのだ。

インタビュー

インタビューvol.9 佐々木薫さん「本質をみる」

「ファシリテーター」という言葉を使わなければいけないこと自体が異常事態なんです。思い起こせば子どものときに近所におっちゃんがいて、「あのおっちゃんがいると何か知らないけどみんなニコニコして丸く収まるんだよね」というような人がいたんですよ。きっといたし、今でもいるんだと思うんです。

エッセイ

フリーランスティーチャーという生き方 

以前、吉田豪さんが「プロインタビュアー」という職業を作ったことを知りました。私も今の時代に必要とされる「新しい仕事」を始めようと考え、「学級経営をするのが難しい学級の増加」「代替教員としての講師不足」という教育界の問題に挑戦すべく、さまざまな学校を渡り歩くフリーランスの教師の仕事を「フリーランスティーチャー」と名づけ、2016年の春から活動を開始しました。

インタビュー

インタビューvol. 7 川辺洋平さん「対話から生まれる世界」

分かりたいから関わると言うよりは、関わらないと分からなくなるという感じかもしれません。関わってみても結局わかり合えないかもしれないけど、関わったことがあるだけで、攻撃しようとまでは思わなくなるのではと思います。違う価値観の人を全然わからない未知の生物と見てしまうのではなく、違うけれど悪い奴じゃないと思えば、関わらないけれど、怖くもない。

インタビュー

インタビューvol. 4 白石康次郎さん「楽しい方向に、明るい方向に」

僕は楽しいことのためにはどんな苦労も惜しまない。船酔いが30年間治らなくて海に出ると毎回、2週間は血反吐を吐いてる。それでもヨットは楽しい。楽しいことだからできるし、がまんしたらできない。苦しい人というのは、苦しい方に舵を切っている。幸せは何かを得たから幸せなのではなくて、幸せな方に舵を切った瞬間、幸せになれる。

インタビュー

インタビューvol. 3 田中裕幸さん「実行型市民の育成を目指して」

子どもたちには自己決定や自己責任みたいなものをちゃんと問いかけていきたいし、それがちゃんと育まれて最終的には「自己信頼できる状態」になって社会に出て行って欲しいなと思うし、それがアウトワード・バウンドの理念である「出航準備」ではないかと思っています。